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【公式】ばんえい十勝/馬の一発逆転ライブショー

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第50回黒ユリ賞(BG2)

未来のヒロインは誰だ?世代最初の"牝馬の戦い"

29日(日)

第11R 18:25 予定
3歳牝馬オープン

1975年に、帯広市の市花「黒ユリ」を競走名としてデビュー初年度の3歳(現2歳)牝馬限定重賞として創設。

photo 前年度優勝馬 スマイルカナ号

レース詳細

  • レースの歴史
  • 昨年の結果
  • レース予想
  • 出走予定馬
  • ロードマップ

レースの歴史

未来のヒロインは誰だ?世代最初の"女の戦い"

1975年に、帯広市の市花「黒ユリ」を競走名として、デビュー初年度の3歳牝馬限定重賞として創設。
創設当初は夏から秋にかけて行われていましたが、1990年以降は冬季開催に移行。2000年からは年明けに開催され条件が明け3歳牝馬の競走となりました。
2007年から2009年は再び夏季開催に移行し、条件も3歳牝馬限定へと変更され「3歳牝馬三冠競走」の第1弾として位置付けられました。
2010年に再び冬季年明け後へと移行されると、条件も明け3歳牝馬へと変更になりました。
2021年2月に牡馬重賞「翔雲賞」が新設され、2歳(明け3歳)路線の性別戦が対をなして実施されることとなりました。
過去の優勝馬には牝馬ながらに「ばんえいダービー」を制した男勝りサダエリコ、「帯広記念」を制するなど古馬重賞で活躍した女傑フクイズミ、牝馬重賞競走全制覇を成し遂げた女王ナナノチカラがいます。


【歴代優勝馬】

回数 施行年 馬 名 ばんえい重量 性齢 騎 手
492024スマイルカナ640牝3西 謙一
482023スーパーチヨコ640牝3藤野 俊一
472022ピュアリーナナセ640牝3渡来 心路
462021イオン640牝3鈴木 恵介
452020エンゼルフクヒメ640牝3中山 直樹
442019ジェイカトレア640牝3西 将太
432018ミスタカシマ640牝3鈴木 恵介
422017キタノミサキ640牝3大河原 和雄
412016ブルーオーシャン640牝3藤野 俊一
402015シリウス640牝3藤本 匠
392014キサラキク640牝3藤野 俊一
382013ナナノチカラ630牝3鈴木 恵介
372012ハイカラサン620牝3鈴木 恵介
362011ヤマトホマレ620牝3細川 弘則
352009ウィナーミミ630牝3松田 道明
342008ニシキエース620牝3松田 道明
332007エリザベスライデン600牝3千葉 均
322007ニシキガール620牝3藤野 俊一
312006キタノパワー610牝3西 弘美
302005ウィナーサマー640牝3鈴木 勝堤
292004フクイズミ640牝3松井 浩文
282003サダエリコ660牝3水嶋 恵介
272002チカラトップガール640牝3大河原 和雄
262001チサトグレイス630牝3中島 敏博
252000カネサヒメ630牝4鈴木 勝堤
241998アーティガール640牝3藤本 匠
231997ハイトップレディ640牝3尾ヶ瀬 馨
221996ニューダイヤ620牝3松井 浩文
211996アイドルクイン640牝4金山 明彦
201994ヒメコマチ640牝3山本 正彦
191993ビュウティーニセイ640牝3松井 浩文
181992ヨウテイクイン640牝3千葉 均
171991ダイヤマックイーン640牝3松井 浩文
161990キクコトブキ610牝3岩本 利春
151989イシノトツプ600牝3藤本 匠
141988ヒメリユウ600牝3千葉 均
131987ゴジエルクイーン580牝3久田 守
121986テンギク630牝3坂本 東一
111985ダイアナヒメ650牝3山田 勇作
101984ダイニコウヒメ550牝3坂本 東一
91983ホウエイヒメ610牝3尾ケ瀬 富雄
81982エンゼルクイン550牝3山本 正彦
71981ヒメトカチ590牝3大友 榮司
61980イマガネチエリー530牝3金山 明彦
51979サワラローズ520牝3金山 明彦
41978カヤベヒメ510牝3氏家 昭
31977ヒメテツリ610牝3山田 勇作
21976コオエイ280牝3大友 榮司
11975コダマスピード340牝3尾ケ瀬 富雄

昨年の結果

スマイルカナが断然人気に応える

 2024年2月11日(日)には重賞・黒ユリ賞(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝1番人気のスマイルカナが優勝。障害先頭通過から後続を引き離す圧勝で、2歳シーズン女王に就きました。

 出走10頭のうち重賞経験があるのは2頭というメンバー構成。なかでもスマイルカナはナナカマド賞5着の入着歴があり、世代牝馬最多の6勝を挙げていることから単勝1.5倍と圧倒的支持を集めました。いちい賞、北央産駒特別と特別戦を2勝しているクリスタルイプセが3.7倍で2番人気。近2戦がともに3着で出走馬で馬体重が唯一、1000キロを超えているオオネガイキンヒメが8.6倍で3番人気。前走3歳B級-2組を勝利したホクショウレディーが17.1倍で4番人気と、以下は離れたオッズとなりました。

 第1障害を越えてオオネガイキンヒメが先行し、スマイルカナ、アアモンドミヤビと追走しますが、各馬ふた息入れたところでほとんど横一線。その後はスマイルカナがわずかに先頭で進み、そのまま第2障害下に到達。前半は68秒というペースで進みました。
 障害下では、スマイルカナの手綱を取る西謙一騎手が一時座り込んで十分に息を入れると、西騎手の仕掛けに反応してスマイルカナが一気に障害を駆け上がり先頭で越えます。クリスタルイプセもこれに続いてのひと腰で、オオネガイキンヒメが3番手で通過。やや離れてジェイミユウ、カフカが続きました。
 スマイルカナは残り20メートルまで駈足で進み、後続を徐々に引き離すと最後まで脚色衰えることなく歩き切って圧勝。クリスタルイプセはゴール線上で一杯になりましたが、すぐに立て直して2着。3着にはオオネガイキンヒメが入り、障害通過順かつ人気順での決着となりました。

 勝ったスマイルカナは、前走で牡馬相手の3歳A級-1組を勝利しており、同世代牝馬同士の定量戦となった今回は、圧巻のレース内容で世代女王の座に就きました。
 2着のクリスタルイプセは近走馬体重が減少傾向にありましたが、今回はプラス20キロでデビュー以来最高の988キロと充実ぶりを見せました。スマイルカナとともにこの世代の牝馬戦線をけん引する存在となりそうです。

西謙一騎手「いつも牡馬と走っても勝ち負けしていた馬なので(重賞を)獲れるかなと思っていましたが、ここで獲れてよかったです。すごく真面目な馬で、いつも一生懸命走ってくれる馬です。(レース前は)どんな展開になるかと思いましたが、すごく息の入る展開で楽に運べました。馬なりで行けたので障害の下だけ持ってかれないように気をつけました。障害を降りた後はすごく息が入っていたのでゴールまで保つかなという感じでした。来年度はばんえいオークスと、牡馬ともどれだけ戦えるか楽しみにしています」

「ばんえい情報局より転載」

レース結果

レース映像

レース予想

ばんえい情報局

出走予定馬

馬名性齢通算成績生産地主な戦績
アバシリアグリ牝317戦4勝網走市
ウンカイマジック牝317戦3勝河東郡上士幌町
キョウエイカスミ牝318戦4勝足寄郡足寄町2024 白菊賞1着、いちい賞2着
サッコ牝318戦5勝帯広市2024 白菊賞2着
ダイヤクィーン牝320戦4勝足寄郡陸別町
パワフルクィーン牝320戦3勝河東郡上士幌町
プロサングエ牝315戦2勝根室市2024 釧路産駒特別2着
ホクセイヒラリ牝318戦2勝足寄郡足寄町
ホクセイマリン牝314戦2勝河東郡音更町
マツサンブラック牝318戦3勝帯広市2024 白菊賞3着、いちい賞1着

※2025年2月6日時点

ロードマップ

当コンテンツの情報は制作段階の情報に基づき制作されており、出走回避などにより実際のレースに出走しない可能性がございます。
また当コンテンツは特定の馬の応援や推奨を行うものではございません。

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