ばんえい十勝の松井浩文調教師と阿部武臣騎手が令和2年度調教師・騎手の初のリーディング1位となりました。
松井浩文調教師は通算重賞68勝を達成。父の松井浩 元調教師（1978年～2008年引退）の61勝を超え、通算重賞最多勝を記録しました。
2017年～2019年の3年連続2位だった阿部武臣騎手は、2008年から2019年の12年間リーディングトップであった鈴木恵介騎手を抜いて、初の1位の座に輝きました。

松井浩文調教師プロフィール
生年月日／1965年11月7日（55歳）
出身地／北海道旭川市
本年度成績／941戦136勝
通算成績／10,002戦1,467勝(うち重勝68勝)

＜松井浩文調教師のコメント＞
坂本、阿部ペアに全て獲られなくて良かったです。大変よくできた勝利数だと思います。
リーディングは多少意識していましたが、いつも2位なのでここまで来たら負けたくない！という気持ちでした。厩舎ではアルジャンノオーが能検一番時計を出し、メジロゴーリキやコウシュハウンカイが頑張ってくれました。ブラックサファイアが重賞を勝てなかったのは残念でしたが、
何よりも、厩舎スタッフがよくやってくれて、順調に行けたんだと思います。父を超えて最多勝利となりましたが、まだまだという気持ちです。負けずに頑張りたいです。

阿部武臣騎手プロフィール
生年月日／1972年7月19日（48歳）
出身地／宮城県大﨑市
所属厩舎／坂本東一厩舎
本年度成績／1,139戦180勝　
通算成績／14,894戦1,691勝（うち重賞28勝）
騎手情報／
https://www.banei-keiba.or.jp/db_jockey_detail.php?id=3

＜阿部武臣騎手のコメント＞
年度途中までリーディング1位だったのに、何度も鈴木騎手に逆転されて悔しい思いをしたので、3度目の正直ですね。
今年の途中までは順位が接戦だったので、意識はしていました。
年度後半のレースで1着を獲れたのが大きかったですね。
いつものように最後でまた負けるのかなと思ったりもしましたが、今年こそはと思って頑張りました。リーディングを獲ったので追われる立場となりましたが、レースに合わせて頑張っていくしかないですね。昨年はリーディングを獲ったけど、今年は全然だね、なんて言われたくないのでますます頑張っていきたいです。