勝浦正樹（かつうら・まさき）騎手
JRA
[プロフィール]

◎オレノココロ
〇キタノユウジロウ
▲センゴクエース
△コウシュハウンカイ
△カンシャノココロ

この企画の他の競技のスーパースターたちの顔ぶれをみて、「正直、自分でいいのかな？」なんて思わず尻込みしてしまいましたが、毎夏「JRAジョッキーDAY」で呼んでいただいているうえに、10年連続で帯広競馬場に訪れた際には帯広市長から表彰された身。予想では絶対に負けられませんね。今回は気合に気合を入れて研究しました(笑)。穴を狙ってみたい気持ちもあったのですが、経験と実績がモノを言う大一番なら、やはり軸となるのはオレノココロでしょう。重たい荷物を引いたときの安定感は断トツですし、今回でラストランと聞いているので、陣営は悔いを残さない仕上げをしてくるはず。普通に走れば連は外さないでしょう。相手はキタノユウジロウ。実は逆転があるとすればこの馬だと思っています。１トンを引いた後は必ず反動があるものですが、まだ若い６歳で挑戦してくるということは斤量面での不安はないという証拠。年明けの帯広記念で一線級相手でも戦えるメドが立ったのが好材料です。両馬を１着の２頭軸に据えて、一発があるセンゴクエース、コウシュハウンカイ、カンシャノココロ、ホクショウマサルあたりまでをヒモで流した３連単で勝負したいですね。

丸岡正典（まるおか・まさのり）選手
ボートレース
[プロフィール]

◎キタノユウジロウ
〇ミノルシャープ
▲オレノココロ
△メジロゴーリキ
△カンシャノココロ
△コウシュハウンカイ

順当ならばここがラストランのオレノココロで仕方ないのかもしれませんが、ボクは穴馬券を狙いたいタイプ。経験豊富な実績馬をあえて軽視してメンバー最年少のキタノユウジロウを本命に推します。今回は初のばんえい記念ですが、６歳でも使ってくる以上、陣営は１トンの荷物への対策は万全なはず。反動を承知でエントリーしてくるのだから、本気度はかなり高いとみています。オレノココロのばんえい記念４Ｖを見てみたい気もしますが、今回で世代交代になる可能性は十分にあると思っています。相手も人気どころは避けてミノルシャープ。この馬は昨夏に活躍した結果、ずっとハンデに泣いていたと聞いていますが、今回は全馬同斤量で条件は同じですし、厳しいレースを繰り返した経験も必ず生きてくるはず。馬券はキタノユウジロウを１、２着に固定した印の馬への３連単フォーメーションで買いたいと思っています。

郡司浩平（ぐんじ・こうへい）選手
競輪
[プロフィール]

◎センゴクエース
〇コウシュハウンカイ
▲オレノココロ
△ホクショウマサル
△キタノユウジロウ

このお話をいただいて、さっそく動画で過去のばんえい記念をチェックさせていいただきました。１トンのソリを引くレースは迫力満点で、機会があったらぜひ生で見てみたいと思いましたね。ふだん、あまり馬券は買わないのですが、今回メンバーをみてパッと目に飛び込んできた馬はセンゴクエースです。インパクトがあり、何か波乱を起こしてくれそうな名前がとても気に入りました。ボク自身も競輪選手として業界の“絶対王者”である脇本雄太選手（福井）に対して常に勝ちたい気持ちで頑張っています。センゴクエースが、王者オレノココロに立ち向かう立場からも何となく自分と似た部分があり、思わず応援したくなります。相手は同じく挑戦者のコウシュハウンカイ。今回がラストランと聞いていますので、最後に長年のライバル、オレノココロを倒すシーンを見てみたいという気持ちもあります。オレノココロ、ホクショウマサル、キタノユウジロウまで流しての馬複で勝負します。

高橋貢（たかはし・みつぐ）選手
オートレース
[プロフィール]

◎オレノココロ
〇センゴクエース
▲キタノユウジロウ
△ホクショウマサル
△コウシュハウンカイ

過去４年間で３度も優勝しているオレノココロは11歳になっても順調に使われており、レースぶりを見ていても衰えを感じさせません。自分と同じベテランとして重なる部分が多い馬なので、ついつい思い入れしてしまうところもあります。大舞台で何度も結果を残してきた馬なので、経験と底力はここ一番で必ず生きてくるはず。このレースを最後に引退の可能性もあると聞いておりますので、史上最多タイの４度目のばんえい記念制覇で有終の美を飾ってほしいですね。相手は同じ槻舘きゅう舎のセンゴクエース。２年前にオレノココロを倒していますし、戦績にムラはあっても、常に大物食いを予感させる馬。復活Vがあってもおかしくありません。３連勝と勢いに乗っているキタノユウジロウに、ホクショウマサル、コウシュハウンカイまで押さえたいです。