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【公式】ばんえい十勝/馬の一発逆転ライブショー

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「第52回ばんえい記念」(BG1)の結果

3月21日(土)「第52回ばんえい記念」(BG1)の結果
~1トンの激戦を制したのは、ばんえい記念3勝目を達成したオレノココロ号!~





ばんえい十勝で2020年3月21日(土)に帯広競馬場で行われた「農林水産大臣賞典 第52回ばんえい記念」(4歳以上オープン・BG1)は、激戦の末、オレノココロ号が3勝目を達成しました。
ばんえい競馬史上初めて無観客で行われた「ばんえい記念」は、静寂な雰囲気の中、陸上自衛隊第5音楽隊の新旧ファンファーレで、精鋭7頭が一斉にスタートを切りました。
通常のレースではスムーズに進む第一障害を苦戦しながら登り、後ろから来たホクショウマサル号は一瞬膝をつく場面も。道中序盤から数歩進んでは止まりを繰り返します。その中でもアアモンドグンシン号、センゴクエース号、コウシュハウンカイ号が先行で進みます。道中中盤でオレノココロ号、ホクショウマサル号が先頭集団に加わり、ゆっくりと細かく刻みながら進んでいきます。
センゴクエース号が一番手で第二障害に到着。カブトゴールド号が最後に到着すると、騎手らは肩で息をする馬たちを落ち着かせ、時間をかけて力をためます。
一番手で仕掛けたのはオレノココロ号。続きセンゴクエース号、ホクショウマサル号が駆け上がります。全頭、膝をつきながらも懸命に第二障害に挑戦する中、コウシュハウンカイ号が天板近くまで登ります。
コウシュハウンカイ号が一番手で降りると、障害で苦戦する馬を突き放し、その差を広げます。しばらくしてアアモンドグンシン号、オレノココロ号が降り、四番手でホクショウマサル号が続きます。脚色が鈍ってきたコウシュハウンカイ号に詰め寄るアアモンドグンシン号がゴールの10ⅿ手前で体勢を崩し、そこからホクショウマサル号が二番手に上がります。しかし外からオレノココロ号が追い上げ、ついに先頭に立ちます。遅れて第二障害から五番手で降りたセンゴクエース号は、一度も止まらず先頭集団を猛追しますがわずかに届かず、オレノココロ号が激戦を制し2年振り3度目の王者に君臨しました。
「ばんえい記念」を3勝以上したのは、トモエパワー号、スーパーペガサス号(4勝)、フクイチ号、キンタロー号、キヨヒメ号に続き6頭目。
オレノココロ号を管理する槻舘重人調教師は、「ばんえい記念」を4年連続4回目の優勝、騎乗した鈴木恵介騎手は4回目の優勝となりました。
また、「ばんえい記念」1レースの発売額は、86,230,100円となり、昨年(73,503,600円)を上回りました。1日の発売額も271,573,300円となり、同じく昨年(243,441,900円)を上回りました。


レース結果/
1着 オレノココロ タイム 4:16.0
2着 センゴクエース タイム 4:17.9
3着 ホクショウマサル タイム 4:26.7
4着 コウシュハウンカイ タイム 4:29.3
5着 ソウクンボーイ タイム 5:16.4
6着 カブトゴールド タイム 5:55.2
   アアモンドグンシン (競走中止)
 ※なお、レース中おしくも転倒し、競走中止となったアアモンドグンシン号は、少しの休憩後立ち上がり、無事厩舎へと戻っていきました。

http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2020%2f03%2f21&k_raceNo=9&k_babaCode=3
レース映像/
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20200321&race=9&track=obihiro

<オレノココロ号のプロフィール> ※2020年3月21日現在
生年月日・毛色 :2010年3月22日(牡10歳・青毛)
血統      :父 ウンカイ  母 富士姫 (母父)クリフジ
生産者     :六車實子氏
馬主      :大森勝廣氏
厩舎      :槻舘重人厩舎
通算成績    :157戦48勝(うち重賞24勝)


【槻舘重人調教師のコメント】
優勝出来て今はほっとしています。ばんえい記念の1着・2着とも自分の管理馬が入り、調教師としてばんえい記念4連覇が出来たことは本当に嬉しい限りです。元々暑さに弱いところがあり、今シーズンは今まででも一番の不調で苦労しましたが、帯広記念頃から調子を取り戻しできて、ばんえい記念は良い状態で迎えられたと思います。
レースでは、思っていたよりも第二障害で苦戦したという印象です。全体的にタイムがかかる展開になりましたが、この馬にとっては有利に働いたと思います。鈴木騎手も素晴らしい騎乗をしてくれました。これからもばんえい競馬を盛り上げていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

【鈴木恵介騎手のコメント】
オレノココロで初めてばんえい記念を優勝した時と同じくらいうれしいです。昨年も狙っていましたが負けてしまったので、リベンジできました。もう負けるわけにはいかないという気持ちで乗りました。道中は、この馬のペースより早めに行かせました。昨年のレースを何度も見て、障害は止まることを想定し、降りてから詰めるにはどの配分で行くべきか考えていました。後ろからセンゴクエースが来ていたそうですが、ゴール際は止まるか止まらないかの自身の勝負だったので、気が付きませんでした。
やっぱりばんえい記念だけはファンの皆様に生で見てほしかった気持ちはあります。来年度の開催時にはファンの皆様に直接みてもらえるようになるといいなと思います。これからも引き続き声援を宜しくお願いいたします。

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