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~最強馬メムロボブサップ号!圧巻の走りでばんえい記念連覇!~
2026年3月22日(日)に行われた「農林水産大臣賞典第58回ばんえい記念」(4歳以上オープン・BG1)は、メムロボブサップ号が後続を突き放す圧巻の走りで優勝しました。
馬場水分1.6%。陸上自衛隊第5音楽隊による新旧ファンファーレが鳴り響き大きな歓声に包まれるなか、10頭の精鋭たちが一斉にスタート。道中はメムロボブサップ号、クリスタルコルド号、アアモンドキーマン号、コウテイ号が先行し、ダイリンファイター号ら後続は苦戦しながらも第一障害を越えて追走。ばんえい競馬で最高重量の1トンの高重量戦ということもあり各馬慎重に何度も息を入れる、ゆったりとしたペースでレースは進んで行きます。
中間点を過ぎたあたりからコウテイ号、クリスタルコルド号の2頭が抜け出し、それを見る形でメムロボブサップ号が追走。先頭を入れ替わりながら徐々に3頭横一線となり第二障害を迎えます。
行きたがるのをなだめながらじっくりと息を入れたコウテイ号が先頭で登坂を開始。続いてクリスタルコルド号、メムロボブサップ号の2頭が同時に仕掛けますが、ここからが正念場。コウテイ号が障害途中で止まり、クリスタルコルド号が膝をつくなど苦戦を強いられるなか、じわじわと障害を上がったメムロボブサップ号が観客の熱い声援を背に先頭でクリア。体勢を立て直したクリスタルコルド号が2番手で追走しますが、抜群の末脚を見せるメムロボブサップ号がリードを大きく広げていきます。残り10mで一度脚が止まってしまいますが、騎乗する阿部武臣騎手との人馬一体の呼吸ですぐさま体勢を立て直すと再びリードを広げ、まさに圧巻の走りで優勝。昨年に続くばんえい記念連覇で3度目の勝利を飾りました。
2着にはクリスタルコルド号が入り、3着にはコウテイ号が入りました。
メムロボブサップ号を管理する坂本東一調教師は「ばんえい記念」を昨年に続く2連覇で4度目の勝利。騎乗した阿部武臣騎手はこの馬で制した2023年に続く3度目の制覇となりました。
また、「ばんえい記念」1レースの発売額は、213,539,800円となり、「ばんえい記念」単体1レースあたりの最高額を更新しました。
レース結果/
https://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2026%2f03%2f22&k_raceNo=12&k_babaCode=3
レース映像/
https://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20260322&race=12&track=obihiro
<メムロボブサップ号のプロフィール> ※2026年3月22日現在
生年月日・毛色:2016年4月14日(牡10歳・鹿毛)
血統 :父 ナリタボブサップ 母 ピュアレディ (母父) アキバオーショウ
生産者 :竹澤 一彦氏
馬主 :竹澤 一彦氏
厩舎 :坂本 東一厩舎
通算成績:117戦59勝(うち重賞27勝)
坂本東一調教師のコメント/
今の気持ちを表すのが難しく、感無量という言葉はこのためにあるのだと感じました。
メムロボブサップは騎手が自分で調教つけていて、レース間を空けると馬の闘争心が抜けてきてしまうので、そこを考えながら使ってきました。
馬場が重くなり、速い展開にならないと感じたので、安心してレースを見ていました。実際、レースはメムロボブサップの流れになったと思います。第一障害を下りて半分まで来た時には焦らなくてもいい、という気持ちをテレビ越しに送っていました。
メムロボブサップは今回で3度目のばんえい記念勝利でしたが、今日の馬場でのレースが一番面白かったのではないかと思います。
4度目の勝利は阿部優哉騎手に譲っても良いという想いもあります。リーディングトップについては気にしないように冷静に平常心で来ていました。来年のことはあまり考えておらず、明日の事を考えていきたいと思います。
私とボブを共に応援してくださる皆さんに感謝しています。ありがとうございます。
阿部武臣騎手のコメント/
本当に優勝できてホッとしています。
レースに使うたびに尻上がりで調子を上げてきており、このレースを最後の目標に調整してきました。本当に120%の仕上がりだったと思います。
昨年は雪が降って馬場が軽かったですが、今日はちょっと重い馬場になると思っていました。
道中は自分なりに十分な息を入れることができ、先行集団でこられたので良かったと思います。第二障害はひと腰目で十分に上の方まで上がってくれたので気持ち的には楽でした。
障害を下りた時点で差されないと思いましたが、レースなので何が起こるかわからないと最後まで必死に追いました。
ゴール前で1回止まりましたが、だいぶ差があったので、大変な思いをするなら息が入ったほうが余裕で走ってくれると思いました。
今シーズン前半は自分も怪我で騎乗できませんでしたが、取りたいレースがあり、メムロボブサップも年を取ってきたので、大事にレースを選んで使っていました。
昨年はばんえい記念前日で怪我をして、自分で一億円馬を達成できず悔しかったので、この馬にもう一度乗りたいという思いで頑張ってきました。
メムロボブサップも10歳になったので、無理をせずに調子を見ながら健康で定年を迎えてくれればと思います。できればもう一回ばんえい記念を優勝したいです。
メムロボブサップはこの4月からラストイヤーになりますが、これまで以上にファンの皆様の声援よろしくお願いします。
■2着 クリスタルコルド号
西 弘美調教師
健闘してくれました。時間のかかる馬場だったのでクリスタルコルドにはちょうど良かったと思います。障害で膝をついたときは、すでに良い位置まで上がってきていましたし、すぐに腰が入ったので問題ないと思っていました。来年は年齢的にも充実してくるでしょうし、ライバルたちを追い越せる存在になっていければと思います。また一年頑張りますのでクリスタルコルドの応援をよろしくお願いいたします。
西 謙一騎手
久々に馬場が重く、ばんえい記念らしいレースができて良かったと思います。道中は息を入れながら良いペースで行けましたし、障害で膝をつきましたがすぐに立て直せたので越えることはできると思っていました。下りてからは先頭との距離はなかなか詰められませんでしたが、初挑戦ながら馬もよく頑張ってくれたと思います。また来年に向けて頑張りますので応援をよろしくお願いいたします。
■3着 コウテイ号
槻舘重人調教師
一生懸命走ってくれました。重い馬場は想定していましたが、普段は道中で刻むレースをあまりしないコウテイが、今日は騎手と上手く折り合いを合わせて刻んで来ていたので、最後まで頑張れたのではないかと思います。障害はイチかバチか早めに仕掛けて先に下りたかったですが、越えてからも持ち味を活かして最後まで良い脚をみせてくれたので大健闘だったと思います。今年はなかなか勝つことができず悔しい思いをしましたが、たくさんの方に応援をいただきましたので、来年度もまた新たな気持ちで頑張っていきたいと思います。
西 将太騎手
ばんえい記念らしい馬場となったので、久しぶりに楽しいレースができました。第二障害で止まってしまいましたが、道中にだいぶ息を入れられたので、馬の気力も十分のまま最後までなんとか頑張ってくれました。
