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- 「第50回ばんえい菊花賞」(BG2)の結果
~3歳路線二冠目はラポピージュニア号がスーパーシン号とのゴール前の激戦を制す~
ばんえい十勝で2025年11月2日(日)に行われた「第50回ばんえい菊花賞」(3歳オープン・BG2)は、ラポピージュニア号がスーパーシン号とのゴール前の激戦を制しました。
馬場水分2.6%、670㎏~740㎏の重量で行われた本レース。各馬軽快にスタートし、勢いよく第一障害を越えていきます。道中はホクセイテンリュウ号が積極的にレースを引っ張りながら、どの馬も息を入れることなく中間点へと進んで行きます。中間点を過ぎたあたりで各馬2度3度と脚を止め、息を入れますが、ほぼ一団のまま進み、終始積極的に先行するホクセイテンリュウ号を先頭に各馬第二障害を迎えます。
第二障害では一息入れたスターイチバン号が最初に仕掛け、ラポピージュニア号、ココロノニダイメ号、ホクセイテンリュウ号、スーパーシン号と続々と登坂を開始。スターイチバン号とラポピージュニア号がほぼ同時に障害をクリア。間髪入れずにホクセイテンリュウ号、スーパーシン号が続きます。
先頭を行くラポピージュニア号とスターイチバン号にスーパーシン号が並び、そのうちラポピージュニア号とスーパーシン号が抜け出し一騎打ちに。残り20mでスーパーシン号が頭ひとつ分抜け出しますが、ゴールまで残りわずかのところで、ラポピージュニア号が力強い脚で差し返しゴール。重賞初挑戦で嬉しい初制覇を飾りました。
わずかに遅れたスーパーシン号が2着に入り、3着にはスターイチバン号が入りました。
ラポピージュニア号を管理する鈴木邦哉調教師は昨年のスマイルカナ号に続く2度目の「ばんえい菊花賞」制覇、騎乗した西将太騎手は初制覇となりました。
レース結果/
https://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2025%2f11%2f02&k_raceNo=11&k_babaCode=3
レース映像/
https://keiba-lv-st.jp/movie/player?date=20251102&race=11&track=obihiro
<ラポピージュニア号のプロフィール> ※2025年11月2日現在
生年月日・毛色:2022年4月16日(牡3歳・鹿毛)
血統 :父 テンカムソウ 母 サンシルクラポピー (母父) ハマナカキング
生産者 :(株)帯広有機
馬主 :川田 章博氏
厩舎 :鈴木 邦哉厩舎
通算成績:35戦9勝(うち重賞1勝)
鈴木邦哉調教師のコメント/
ハンデをもらっていたので、チャンスを狙いたいなと。自分で調教をつけながら、なんとか勝ちたいという強い思いでこのレースを目標にしていたので勝つことができて嬉しいです。
体が小さかったので2歳時は無理をさせずに、体作りに専念していました。そのおかげで1,020kgという大台に乗ってくれたので今日の結果に繋がったと思います。
性格は母親似でやんちゃですが、障害を下りてからもそこそこ良い脚を使ってくれます。母親は体が大きかったので若いときから無理な使い方ができましたが、この馬は小さかったので無理をさせずに大事に使ってきて正解でした。
前々走の3歳戦で手応えがあったのでもしかしたらと思っていたので結果が出て良かったです。
ばんえいダービーではハンデがないので、それに向けてさらに調教していきたいと思います。
全国のみなさんの応援が必要になりますので、ぜひ応援をお願いします。
西将太騎手のコメント/
勝つことができて嬉しいです。
レースに向けてうまく結果が出せればと思っていました。
2回目の騎乗でしたがハンデがある分、手探りでなんとか頑張りました。
一生懸命な馬で、障害を下りてからもゴール前で競り合いになりましたが、このまま最後まで頑張ってくれという思いが馬にも届きました。
素直に一生懸命な馬だったので良かったです。
これからも頑張りますので応援よろしくお願いします。
