本日、快晴。

デビュー前の2歳の新馬たちが、レースに出ることが出来るか否かを計る

能力検査が行われました。

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この能力検査は、関係者にとってはとても重要です。

合格しないとデビューできないからです。

調教師の奥さんが言っておりました。

「能力検査といったら、全国の馬主さんが集まる、まさにお祭り！」

この日が近づくたびに、馬主さんが競馬場に集まりだし、

一昔前だと部屋に寝れないくらい、ごったがえしていたそうです。



新馬は、右も左もわかりません。

今まで牧場でのびのび暮らしていたお馬たちが、競馬場に来て、まず、競馬場に慣らさせることから始まります。

「ボク、ここで何するの？」「え！馬房に入るの？」「ソリを曳くの？」「え！山を登るの？」

初めての馬は、つなぎ場に入るのさえもおっかなびっくり。

人間だって、馬が急に暴れるので、おっかなびっくり、大変です。慣れていますけどね。

はい。ようやくつなぎ場に入ることができました。やったね！第一歩！

こんな感じで、調教師や騎手、厩務員は、一から新馬たちに、レースとは何ぞや、を教えるのです。

とても根気強く、これからのスターホースを探すべく。



さてさて、話は戻りまして、能力検査当日の本日。

全国から馬主さん達をはじめ、多くの関係者が集まりました。

騎手たちも、時たま笑顔が見られます。

左から　藤野俊一騎手、大口　泰史騎手、安部憲二騎手、大河原和雄騎手

そして、スタート！！！！！！　バン！！！

ふう。ちょっと休憩。（左の馬）

まだ若い馬ですから、力のない馬もいます。

障害で寝てしまうこともあります。

でも真剣にひたすらまっすぐ、ゴールを目指すのです！

例え、今回不合格だったとしても、力をつけて次の能力検査に出る馬もいますよ！

今日はいつものレースと違って、ゴールしてからスタートまで騎手は歩いて向かいます。

山がきれいですね。

全部で23R行ったのですが、藤本騎手、藤野騎手、大河原騎手、西弘美騎手、鈴木恵介騎手はほぼ全レース騎乗。さらに乾いている重馬場だから、余計に大変！

もう一人、とてもお疲れになったであろう方は、実況の井馬　博さん！

全23Rの実況は大変だったと思います。

お昼休み、井馬さんが食堂に並んでいたので、声をかけてみました。

にこやかに笑いながら、ぽつりと　「...疲れます。」

でも、さすが！最後まで井馬さんの実況のおかげで盛り上がりました！！

ありがとうございます！



さあ！この馬達の中から、新しいスターホースが誕生するのです！

あなたはもう、見つけましたか？（nao）