"馬産王国十勝"の歴史を受け継ぐ伝統の一戦
1969年に創設され、デビュー初年度の明け3歳最強を決める競走として
ばんえいの最高峰"BG1"に格付けされています。
競走名は"馬産王国十勝"の礎を築いた大種牡馬「イレネー号」に由来し、
現在行われているばんえい競走の中で唯一、馬の名前に由来する競走となっています。
帯広競馬場にはその功績を称えてイレネー号の銅像が建立され、
「イレネー記念」も創設より一貫して帯広競馬場でのみ開催されています。
過去の優勝馬はその後の活躍はもちろん、カゲイサムやダイヤテンリュウなど、
イレネーと同じく種牡馬として後世に名を残す名馬が出ており、
現役ではキタノタイショウが重賞を10勝し、
昨年の優勝馬のホクショウマサルは後にばんえいダービーを勝ち、
2年連続の世代トップに立つなど若馬の登竜門としても注目されています。
また、騎手では大河原和雄騎手が2度の連覇を含む5勝を挙げており、歴代でも最多と
抜群の相性を誇っています。
【歴代優勝馬】
回数 | 施行年 | 馬 名 | 積載重量 | 性齢 | 騎 手 |
34 | 2003 | エビステンショウ | 720 | 牡3 | 坂本 東一 |
35 | 2004 | アオノキセキ | 720 | 牡3 | 大河原 和雄 |
36 | 2005 | カネタマル | 710 | 牡3 | 大河原 和雄 |
37 | 2006 | マルミシュンキ | 680 | 牡3 | 松田 道明 |
38 | 2007 | カネサリュウ | 680 | 牡3 | 工藤 篤 |
39 | 2008 | オレワスゴイ | 670 | 牡3 | 安部 憲二 |
40 | 2009 | キタノタイショウ | 670 | 牡3 | 大河原 和雄 |
41 | 2010 | テンマデトドケ | 670 | 牡3 | 大河原 和雄 |
42 | 2011 | ニュータカラコマ | 670 | 牡3 | 藤野 俊一 |
43 | 2012 | ニシキエーカン | 670 | 牡3 | 鈴木 恵介 |
44 | 2013 | ショウチシマシタ | 670 | 牡3 | 大河原 和雄 |
45 | 2014 | ホクショウマサル | 690 | 牡3 | 阿部 武臣 |
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また当コンテンツは特定の馬の応援や推奨を行うものではございません。