「第37回チャンピオンカップ」（BG2）の結果
トップハンデをものともせず、オレノココロ号が昨年に続き2連覇！

　2016年2月28日（日）に行われた「スカパー！地方競馬ナイン賞 第37回チャンピオンカップ」（4歳以上重賞競走優勝馬・BG2）は、昨年に続きオレノココロ号が2連覇を果たしました。
このレースは本年度の重賞競走優勝馬に出走権が与えられたレースで、今年は明け5歳から明け10歳までの幅広い年代の王者が揃い、760㎏から830㎏の最大70㎏の重量差で行われました。
道中は早い段階から各馬小刻みに止まり、ゆっくりとしたペースで進んでいきます。フジダイビクトリー号やオレノココロ号、キタノタイショウ号らが先頭を入れ替わりながら第2障害に到着します。
第2障害下はじっくりと息を整えて、まずはフジダイビクトリー号が仕掛けます。続くコウシュハウンカイ号とオレノココロ号の6歳馬が一腰にてクリア。後続馬をみるみる突き放し、ゴールまでこの2頭のたたき合いとなりました。両馬一歩も引かず激しい競り合いは、残り20mを切ってからトップハンデのオレノココロ号がじわじわと差を広げ始めます。そのまま体一つ抜けて、「帯広記念」に続きうれしい今季重賞4勝目を挙げました。
　
●レース結果はコチラ
http://www2.keiba.go.jp/KeibaWeb/TodayRaceInfo/RaceMarkTable?k_raceDate=2016%2f02%2f28&k_raceNo=10&k_babaCode=3

●レース映像はコチラ
http://keiba-lv-st.jp/movie/player?track=obihiro&date=20160228&race=10
　
＜オレノココロ号のプロフィール＞　※2016年2月28日現在
生年月日・毛色 ：2010年3月22日（牡6歳・青毛）
血統 ：父　ウンカイ 　母　富士姫　（母父）クリフジ
生産者 ：六車　實子氏
馬主 ：大森　勝廣氏
厩舎 ：槻舘　重人厩舎
通算成績 ：88戦28勝（うち重賞9勝）

【鈴木恵介騎手のコメント】
昨年は自分の騎乗ではなく、今年はオーナーに自分から騎乗させてくれと伝えました。言ったからには勝たなくてはならなかったので優勝できてホッとしています。
道中の手ごたえがよく、先頭集団でレースを進めることができました。あとは障害を一腰で越せたらと考えていて、思い通り越すことができました。コウシュハウンカイも降りてからしっかり歩く馬なので、最後まで油断しないで追い込みました。