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【公式】ばんえい十勝/馬の一発逆転ライブショー

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DATA BASE

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第51回ばんえい記念(BG1)

「重量1トン!ばんえい最強決定戦!」

324日(日)

第9R 17:15
4歳以上オープン

ばんえい重量が最大1トンのばんえい競馬における最高重量で行われる、まさにばんえい最強馬を決めるレース。

レース詳細

  • レースの歴史
  • 昨年の結果
  • レース予想
  • 出走馬
  • ロードマップ

レースの歴史

「重量1トン!ばんえい最強決定戦!」

ばんえい最強馬を決める、ばんえい競馬で最も格式高い「BG1」の中でも最高峰に位置するレースです。
1968年に「農林水産大臣賞典」として創設され、1998年に改称されて以降も旧名称を略した「大臣賞」の名がしばしば使われています。1987年までは4場持ち回りでの開催でしたが、1988年以降は帯広競馬場でのみ開催されています。
ばんえい重量は最大1000kg(6歳以上1000kg、4・5歳990kg、牝馬は20kg減)で、ばんえい競馬における最高重量で行われます。その重量から、公営競技の中でも最もレース所要時間が長くなります。
ばんえい競馬の中でも特別な条件となることから、同一馬による複数回優勝の多いレースであることも特徴です。また、最高重量が1000kgと定められた1977年以降、牝馬での優勝はキヨヒメ(1979、81、82年)ただ1頭となっています。

【歴代優勝馬】

回数 施行年 馬 名 ばんえい重量 性齢 騎 手
35 2003 スーパーペガサス 1000 牡7 岩本 利春
36 2004 スーパーペガサス 1000 牡8 岩本 利春
37 2005 スーパーペガサス 1000 牡9 藤野 俊一
38 2006 スーパーペガサス 1000 牡10 藤野 俊一
39 2007 トモエパワー 1000 牡7 坂本 東一
40 2008 トモエパワー 1000 牡8 西 弘美
41 2009 トモエパワー 1000 牡9 西 弘美
42 2010 ニシキダイジン 1000 牡9 藤野 俊一
43 2011 カネサブラック 1000 牡9 松田 道明
44 2012 ニシキダイジン 1000 牡11 鈴木 恵介
45 2013 カネサブラック 1000 牡11 松田 道明
46 2014 インフィニティー 1000 牡8 浅田 達矢
47 2015 キタノタイショウ 1000 牡9 大河原 和雄
48 2016 フジダイビクトリー 1000 牡8 松田 道明
49 2017 オレノココロ 1000 牡7 鈴木 恵介
50 2018 オレノココロ 1000 牡8 鈴木 恵介
51 2019 センゴクエース 1000 牡7 工藤 篤

昨年の結果

オレノココロが頂上決戦を連覇!

 2018年3月25日(日)は重賞・ばんえい記念(4歳以上オープン)が行われ、単勝1番人気のオレノココロが優勝。昨年に続く連覇を果たし、ばんえいナンバーワンの座を堅守しました。
 年度末の大一番に、精鋭8頭が集結。今シーズンのばんえいを沸かせた各馬がここに名を連ねましたが、やはり注目は昨年の覇者オレノココロでしょう。多少障害に不安を残すものの、断然の1番人気に支持されました。2番人気はコウシュハウンカイ。近況は今ひとつですが、今季は帯広記念、北見記念を制し、高重量戦で結果を残してきたことが評価された印象です。3番人気のニュータカラコマは、このレースで4、2、2、3着。安定感を買われて上位人気に推されました。
 馬場水分0.9%のなか鳴り響いた、ばんえい記念スペシャルファンファーレ。8頭のゲートインが完了し、いっせいにスタートを切りました。ニュータカラコマが多少第1障害で詰まったものの、そのほかの各馬はすんなり突破。砂煙を巻き上げ、ゆったりと歩を進めます。トレジャーハンターが若干リードするも、ニュータカラコマ、コウシュハウンカイも先行態勢。これを見る形でオレノココロが追走します。ただ、各馬とも離れず、ほぼ横一線で推移。トレジャーハンター、ニュータカラコマ、コウシュハウンカイと、各馬が続々と第2障害下にたどり着きました。
 じっくりためたのち、最初に動いたのは障害巧者ニュータカラコマ。それを合図としたかのように、各馬が次々と障害を登り始めました。なかでも抜群の登坂を見せたのはコウシュハウンカイ。1トンを曳いているとは思えないような掛かりで、一気に天板まで駆け上がります。多少体勢を崩しながらも荷物を天板まで曳き上げ、あっさりと障害をクリアしていきました。他馬は苦戦を強いられ、先頭のコウシュハウンカイに水を開けられます。離れた2番手で下りたのはフジダイビクトリー。3番手でサクラリュウとオレノココロが並んで突破し、ばんえい記念初挑戦のソウクンボーイが5番手でクリアしました。
 先頭のコウシュハウンカイは多少脚いろが鈍りましたが、それでも懸命にゴールを目指します。しかし、オレノココロとコウシュハウンカイが砂を蹴散らすようにして急接近。ソウクンボーイもサクラリュウをかわして猛追します。そして残り15メートル付近でオレノココロがコウシュハウンカイに並び掛け、一気に突き抜けるかと思われたところで、いったんストップ。つられるようにコウシュハウンカイも脚を止め、立て直して歩き始めたオレノココロも再度ストップ。鈴木恵介騎手、藤本匠騎手ともに目いっぱいに手綱を引っ張り、ほぼ同時に動き出しましたが、勢いよく弾けたのはオレノココロ。ゴール前で一気に抜け出し、ライン上で一度は止まったものの、後続の追撃を振り切り、ばんえい記念連覇を果たしました。そのオレノココロも含めた混戦のなか、ゴール寸前で鋭く伸びたのはフジダイビクトリー。西将太騎手の叱咤に応え、コウシュハウンカイをかわして2着で入線。終始レースをリードしていたコウシュハウンカイは、最後にこらえきれず3着となりました。

 これが王者の風格。障害を下りてからの脚に絶対の自信を持つオレノココロが、測ったように差し切り勝ちを演じました。課題だった障害でのヒザ折りも見られず、パーフェクトなレースを演じたと言えるでしょう。これで重賞17勝目。オレノココロ時代はこれからも続いていきそうです。
 今回のように力の要る馬場での高重量戦なら、やはりフジダイビクトリー。一昨年のこのレースの覇者として、その名に恥じないレースを見せました。一時期の不振を脱したのみならず、再び旬を迎えた印象で、来シーズンも持ち前のパワーを披露してくれることでしょう。
 驚いたのはコウシュハウンカイの第2障害。1頭だけ別次元の登坂を見せ、大きなリードを作り上げました。結果的には差し切られたものの、持ち前のスピードに加えてパワーも備わってきた印象。来シーズンはさらなる進化を見せてくれそうです。
 残念だったのはニュータカラコマの競走中止。第2障害通過後、ゴールを目指して歩を進めていましたが、途中で転倒。そのまま動かなくなり、レース後、同馬の死亡が発表されました。名うての障害巧者として、2011年のイレネー記念、昨年のばんえいグランプリなど重賞8勝。長らくばんえいを沸かせてきた同馬に、哀悼の意を捧げます。

鈴木恵介騎手「レースの流れはゆっくりで、十分に息を入れられるペースだったと思います。第2障害は去年よりいい手応えで、越えた後は先頭と結構差がありましたが、先頭も脚が鈍っていたので、なんとか追いつけるかなと思いました。オレノココロもいっぱいいっぱいの中、ゴール際でよく頑張ってくれました」

槻舘重人調教師「連覇ができてほっとしています。馬体重が21キロ減っていましたが、近走の走りを見て少し絞った方がいいかなと考え、いい調整ができました。6歳ではばんえい記念に出さずに、昨年7歳で初出走をさせたことも、今回の連覇につながったと思います」

「ばんえい情報局」からの転載

レース結果

レース映像

レース予想

ばんえい情報局

出走馬

馬番 馬 名 性 齢 通算成績 重賞優勝 ばんえい重量
(kg)
近年の重賞優勝・成績
1コウシュハウンカイ牡9155戦40勝
うち重賞10勝
15戦9勝1000kg
2018 帯広記念、ばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞、北見記念
2017 ばんえい十勝オッズパーク杯、北見記念
2016 旭川記念
2015 旭川記念
2014 はまなす賞
2013 ばんえい菊花賞
松井浩文調教師コメント
体調も良いです。この馬は障害を越えるのが上手なのが強みです。高重量戦の経験はあるので重量の心配はありません。いつも騎乗している騎手なので信頼しています。馬場は軽い方が良いです。あとは無事ゴールしてくれることを願うのみです。
藤本匠騎手コメント
高重量戦で厳しいレースになると思います。
この馬は真面目な性格なので、馬が集中できるよう騎乗しゴールを目指します。コンビでしっかり呼吸を合わせて、この大勝負に挑みます。頑張ります。
2オレノココロ牡9139戦43勝
うち重賞21勝
14戦6勝1000kg
2019 帯広記念
2018 チャンピオンカップ、ばんえい記念、旭川記念、ばんえいグランプリ、ドリームエイジカップ
2017 帯広記念、ばんえい記念、旭川記念、岩見沢記念
2016 帯広記念、チャンピオンカップ、ばんえい十勝オッズパーク杯、ばんえいグランプリ
2015 天馬賞、チャンピオンカップ、ばんえい十勝オッズパーク杯、ドリームエイジカップ
2014 ポプラ賞、銀河賞
2013 ばんえいダービー
槻舘重人調教師コメント
馬の状態は良いです。第二障害で膝を折らないか心配ではありますが、脚力があります。障害を下りてからの強い脚をこのレースでも見せたいですね。「ばんえい記念」3連覇目指し、最高のレースをします。
鈴木恵介騎手コメント
もともと暑い時期よりも寒い時期のレースが得意な馬なので、調子は良好です。調教では重い荷物を曳かせて練習しています。いい動きですよ。1トンレースなので早い展開にはならないかと思いますが、馬場も重たくゆっくりな展開になってほしいです。今年出馬する中では一番実力がある馬です。連覇の自信はあるので、勝ちにいきます。自分自身も、3連覇を見てみたいと思っています。
3ドルフィン牡9207戦22勝17戦5勝1000kg
坂本東一調教師コメント
馬主さんと話をして出走することに決めました。「ばんえい記念」は全国のファンが注目するレース。調教師の役目は、出走できる状態まで馬を作り上げること。そしてパドックからは騎手に手綱を託します。ですので、大臣賞優勝経験のある騎手に騎乗してもらいます。上位馬だけではなく、この馬も力の限り挑戦する姿を全国のファンに見てもらいたいです。
松田道明騎手コメント
初めての高重量戦に挑戦します。体調は良好です。まずは無事にゴールできるように騎乗します。
一つでも上を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします。
4フジダイビクトリー牡11217戦39勝
うち重賞10勝
20戦3勝1000kg
2017 チャンピオンカップ
2016 ばんえい記念、岩見沢記念、北見記念
2015 北斗賞、ばんえいグランプリ
2014 旭川記念、ばんえいグランプリ
2012 柏林賞
2011 ばんえい菊花賞
中島敏博調教師コメント
障害を越えるのが上手く、降りてからの脚力があります。この馬は辛抱強く、重量あるほど本気を出します。11歳と年は取りましたが、まだまだこれからです。頑張りますので、応援お願いします。
菊池一樹騎手コメント
「ばんえい記念」優勝馬とあって、馬がレースの仕方を知っています。障害を止まった時、自分から腰を入れて登っていく力や、高重量の荷物の運び方など、本当に乗りやすい素晴らしい馬です。自分は馬との折り合いをしっかりつけて、馬が行きやすいよう騎乗したいです。ラストランです。有終の美を飾れるように頑張ります。
5センゴクエース牡781戦37勝
うち重賞11勝
25戦7勝1000kg
2017 天馬賞、ポプラ賞、ドリームエイジカップ
2016 ポプラ賞、柏林賞、銀河賞
2015 イレネー記念、ばんえい菊花賞、ばんえいダービー
2014 ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップ
槻舘重人調教師コメント
「ばんえい記念」初出走ですが、「帯広記念」2着の実力があります。障害を下り、流れが落ち着いてから力を発揮する馬です。重量はありますが、馬体の大きさでカバーします。これからを見据えて、このレースでさらに実力を上げていきたいです。
工藤篤騎手コメント
「ばんえい記念」は今回初挑戦です。ゆっくり進むレースが得意なので、あとは障害を楽にこなせるかを重点に呼吸を合わせて進みます。良い結果を残せるよう、全力で騎乗します。
6ソウクンボーイ牡9204戦37勝
うち重賞1勝
26戦3勝1000kg
2012 ヤングチャンピオンシップ
西邑春夫調教師コメント
どんな状態でも冷静に走ることができ、障害を越えてからの脚が持ち味です。ゆっくりなレースは得意とするところで、調子も順調なため、乾いた馬場で馬の得意なペースでレースが運べば上位に食い込めると思います。
村上章騎手コメント
馬の体調は良好です。脚力があるので末脚を活かすため障害下りてから力の見せどころです。
二度目の「ばんえい記念」出走なので、前回の経験を活かして上位を狙っていきます。
7カンシャノココロ牡8190戦34勝27戦4勝1000kg
坂本東一調教師コメント
上位の馬たちに注目は集まるかと思いますが、この馬は「ばんえい記念」の重量で力を発揮できる能力があると、密かに期待している一頭です。筋肉がぎりぎりのところで調教を付けてきました。仕上がりは良いです。
西謙一騎手コメント
「ばんえい記念」に向けて仕上げています。体調も良いです。障害が上手でゆっくり進むレースだと力を発揮できます。多少止まっても巻き返すほどの脚力があるのが、この馬の強みです。大一番の勝負ですが、慌てずいつも通りレースに挑みます。
8シンザンボーイ牡8200戦40勝22戦5勝1000kg
坂本東一調教師コメント
1月「帯広記念」で、障害を一番手でクリアしました。高重量でもいい動きをしたので、期待しています。第一障害を越えるだけでも大変なレースです。早めに第二障害につけられるといいですが、騎手が仕上げてきているので信頼して任せます。
阿部武臣騎手コメント
初めての「ばんえい記念」出走です。900Kgの重量は経験ありますが、1000Kgは格別で、気候にも左右されます。少しでも馬場は軽いと良いです。自分のペースを崩さず、一着を目指して無事にゴールできるよう頑張ります。

ロードマップ

当コンテンツの情報は制作段階の情報に基づき制作されており、出走回避などにより実際のレースに出走しない可能性がございます。
また当コンテンツは特定の馬の応援や推奨を行うものではございません。

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