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【第32回帯広記念】-ばんえい十勝オフィシャルサイト- 重賞特設ページ

 

フクイズミが激戦を制し重賞5勝目!

 昨年の帯広記念はまさに激戦、牝馬フクイズミが持ち前の末脚で制し、重賞5勝目を挙げました。
 
 徐々に馬場水分が下がり、このレース時点で4.7%。高重量戦ということもあり、中間点で2度止まり、3度止まり、ようやくといった感じで第2障害にたどり着きました。各馬横一線も、ニシキダイジン、ナリタボブサップ、スターエンジェル、ミサイルテンリュウの順。
 
 早めに仕掛けたのはミサイルテンリュウとニシキダイジン。特にニシキダイジンは掛かりよく、ひと腰で天板近くまで登坂。一歩遅れて動いたナリタボブサップ、エンジュオウカン、カネサブラックも上々の登坂を見せました。しかし先頭クリアはニシキダイジン。差なくエンジュオウカン、その後ろにナリタボブサップが続き、以下カネサブラック、スーパークリントン。ミサイルテンリュウとトモエパワーが並んで下り、フクイズミは8番手からでニシキダイジンとはおおよそ15秒差。
 
 先頭はニシキダイジン。その後ろが大混戦で、残り30メートル付近でエンジュオウカンが止まり、カネサブラックが抜け出し、トモエパワーも押し上げましたが、大外から豪脚一閃フクイズミ。残り15メートルで2番手に上がったフクイズミは、しぶとく脚を伸ばすニシキダイジンをさらに追いつめ、馬体がゴール線を越えたあたりで並び掛けると、交わしきったところがゴール。この馬らしい、寸前での逆転勝利を飾りました。ゴール線上でわずかにもたついたニシキダイジンでしたが、なんとか2着を死守。3着にトモエパワー…、と思われたところソリの後端が残っており、その隙にカネサブラックが滑り込んで3着となりました。以下、地道に歩き続けたスーパークリントンが4着で、トモエパワーが5着。
 
 フクイズミは今年度も旭川記念、グランプリを制しまさに女王の名を欲しいままにしています。フクイズミの連覇はあるのか注目されます。

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