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【第21回ナナカマド賞】-ばんえい十勝オフィシャルサイト- 重賞特設ページ

ホクショウバンクが最初の関門を突破!

 昨年のナナカマド賞は、ホクショウバンクが断然人気に応えて勝利。この世代初の重賞ウイナーとなりました。

 道中は平均ペースで進み、各馬一団のまま第2障害へ。真っ先に仕掛けたキンノカミが先頭で第2障害を下りたものの、1馬身程度の差で5頭が横一線で追いかける展開。この2番手集団の中からホクショウバンクのエンジンが掛かり、残り30メートル付近で先頭へ。ワタシハスゴイが追撃するように2番手に浮上しましたが、2頭の差は1馬身から詰まらず。結局ホクショウバンクが押し切り、先頭でゴールしました。2着にワタシハスゴイが入り、混戦となった3着争いはタワノアヤカが制しました。

 ホクショウバンクは昨年度第一回能力検査で1番時計を出し、デビュー前から期待されていた素材。これまで11戦して大敗したのは1度(6着)だけで、あとはすべて3着以内と安定した力を見せていました。ナナカマド賞で目立ったのは、3着以下の各馬がゴール手前で詰まるなか、きっちり終いまで歩ききった末脚の確かさ。スピード一辺倒ではないことを証明し、今後の飛躍が期待できるレースぶりでした。(ホクショウバンク号はヤングチャンピオンシップも制し2歳二冠) 
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