スーパークリントンが久々の重賞制覇!
昨年の北見記念は、
スーパークリントンが勝利。07年1月の銀河賞以来、およそ1年11カ月ぶりとなる重賞制覇を果たしました。
道中はカネサブラックやナリタボブサップといった上位人気馬が馬群を引っ張るかたち。さらにニシキダイジン、スターエンジェルあたりも前々を進んで第2障害を迎えました。
真っ先に障害に挑んだのはスターエンジェル。それから一呼吸おいてカネサブラック、ナリタボブサップと、堰を切ったように各馬が登坂を開始しました。ここでジワリと態勢優位に立ったのがスーパークリントンとミサイルテンリュウ。それに対し、1番人気のカネサブラックは2度のヒザ折りを喫しリズムがつかめない様子。結局は先に天板に脚を掛けたスーパークリントンとミサイルテンリュウが並んだまま第2障害をクリア。少し遅れてカネサブラックが続き、勝負はこの3頭に絞られたようなかたちとなりました。
3頭の中で末脚が確実なのはスーパークリントン。2頭を引き離しながら、独走態勢を築きます。残り10メートル手前で一度脚が止まりましたが、それとほぼ同時にカネサブラック、ミサイルテンリュウもストップ。結局差はまったく縮まらず、そのままスーパークリントンが逃げ切って重賞3勝目のゴールを果たしました。立て直したカネサブラックは、ゴール寸前で脚が止まってスターエンジェルの追撃に遭いましたが、これをなんとか振り切って2着。ミサイルテンリュウはさらに失速してスターエンジェル、フクイズミの2頭にも交わされ、5着入線となりました。
スーパークリントンはホクレン賞、銀河賞に続く重賞3勝目。これまで重賞では勝ちきれないようなイメージがありましたが、それを払拭する見事なレースを演じました。今期はここまで1勝ですが、前年王者の意地を見せたいところです。
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